小倉
博多に次ぐ乗降数を誇る北九州市の中心駅で、山陽新幹線・北九州モノレールとの乗換駅となっています。主に鹿児島本線と日豊本線が発着しますが、日田彦山線や山陽本線、福北ゆたか線への直通列車など、多くの列車も発着しています。8番のりばの脇には貨物列車の通過線もあり、貨物列車が頻繁に通過します。改札口やモノレールののりばがあるコンコースが、ホームの真上に位置しているので、ホームの博多側の一部は地下駅のような雰囲気となっています。またコンコースは近未来的なデザインをしており、モノレールもビルに入り込むように乗り入れる等、他の駅には無い構造をしているのも特徴です。 |
小倉 | 門司港側を撮影。 |
博多側を撮影。 | コンコースの中央では、催し物が行われる。 |
・自動放送 |
放送はJACROS詳細型です。2014年2月下旬頃に放送が更新され、新たに男声放送が導入されました。なお、2014年3月改正後も、放送内容はほぼ中期型に準じています(例えばソニック47号の停車駅が亀川までだったり、号車案内も中期型のままで、快速も停車駅を放送しない、接近予告が流れない・・・等)。快速の停車駅は、2021年より放送されるように改修されています。また、接近予告放送は、臨時列車で流れることがあります。 男声放送は細かな部分でパーツが新規のものになっており、特急券放送や車内販売の無い放送や、乗換放送の「鹿児島本線」「日豊本線」等が新しく録り直されています。また、福北ゆたか線の放送は、戸畑に続いて陣原限定のパーツが使われています(戸畑・スペースワールドでは博多行きだけでしたが、当駅は直方行き、飯塚行きも陣原バージョン)。2015年5月1日より、向谷実氏作曲の発車、接近メロディが大分、宮崎と共に当駅に導入されました。 スピーカーは全ホームJVCラインアレイで統一されており、他のスピーカーはありません。当駅は男声放送がある為、男声放送をメインに掲載しております。なお放送更新直後は、機器の特性なのか所々「プツッ」と音が入っていました(現在も他ホームの放送が鳴り終わった時に、プツ音が被ることがある)。 |
自動放送(JACROS中期型放送時代) |
旧放送はJACROS詳細・中期型でした。今まで唯一の中期型放送使用駅でしたが、ついに消滅することとなりました。放送は、案内放送、接近放送、到着+乗換放送、発車放送のみで、予告放送は流れませんでした。なお中期型放送は停車中案内放送が存在しないので、列車がホームに停車していても案内放送と同じものが流れます。全ホーム女声放送となっており、スピーカーは各ホームで分離してないので、案内放送中に別の放送が入ると省略されます(特に発車放送に関してはベルも鳴らず、完全に省略されます)。 スピーカーはソノコラムや川崎型、クリアホーンでした。 |
・案内放送 | ||||||
・特急列車では、乗車位置案内に沿って号車案内が流れていました。なお、停車駅は旧大分などと同様8駅までしか放送されないので、ソニック47号だけは別府まで(放送は亀川まで)しか言いません。また、快速列車は停車駅を放送しませんでした。 ・中期型放送である当駅では停車中案内放送が存在しないので、ホームに長く停車する列車であっても、案内放送が流れていました。 ・遅延放送で、当駅で分割する列車では、2列車をまとめて放送して遅れを告げる、珍しいものが流れていました。 |
||||||
|
||||||
・接近放送 | ||||||
・門司港側のホームがカーブしている関係で、足元注意放送が流れます。当駅で分割併合を行う列車では、それぞれの行先と種別を放送します。なお、接近放送の後に流れるベルは省略してますが、「♪」マークの音声(普通苅田と快速直方)は、接近ベルも収録している音声です。 ・当駅の折り返し時には「○○行き」のパーツが多数聞けたのが特徴でした。ここでも様々な行先を収録しておりますのでお楽しみください。 |
||||||
|
||||||
・到着放送 | ||||||
・中期型なので、トーンの高い到着放送が特徴でした。他の駅と異なり、乗換列車の時刻が放送されませんでした。鹿児島本線や福北ゆたか線、日豊本線の他に、日田彦山線の放送もあります。 なお、列車が遅延した場合は、乗換放送が省略され、すぐ発車放送が流れることがありました。 |
||||||
到着放送 到着放送その2 到着放送その3 |
||||||
・発車放送 | ||||||
・標準の放送内容でした。この頃は立ち番がいたので、駅員の手動ベルや肉声が被りやすかったです。 |
||||||
|
||||||
・通過放送 | ||||||
貨物列車通過時に放送が流れます。 |
||||||
1番のりば貨物通過放送 |
・注釈 自動放送詳説 | |
注1 | ソニック以外のにちりん・にちりんシーガイアは、足元に表示が新規に貼られているが、現在のところ放送は対応しておらず、乗車案内の放送は流れない。 |
注2 | 掲載しているこのソニック62号、放送更新の間もない頃は設定が面白く、車内販売の営業が無い為、それを案内する放送が流れるが、実はよく聞くと2回流れている。1回目は小倉オリジナルのパーツで、2回目は他駅と同じ汎用パーツが最後に流れている。 なお小倉限定の「券売機を設置しておりますので〜」の特急券放送、このソニック62号を聞いた方はおや?と思われたかもしれないが、同じ文面なのに上に掲載しているソニック24、26号とイントネーションが全て異なっている。つまり、券売機案内付きの特急券放送は、全く同じ文面で2パターン小倉オリジナルのものが存在していることになる。 なんで・・・? |
注3 | 掲載しているにちりん3号とソニック76号を聞き比べて頂くと分かるが、両者とも「券売機を設置しておりますので」が無いバージョンが使われているものの、同じ文面なのに微妙にイントネーションが異なる別録りであることが分かる。 これはつまり、男声放送は ・「この列車は乗車券の他に、特急券が必要です。特急券は、ご乗車の前にお買い求め下さい。」 が1文になったパーツが2種類。さらに注2でも解説した、 ・「この列車は乗車券の他に、特急券が必要です。特急券は、ご乗車の前にお買い求め下さい。 なお、ホームに、券売機を設置しておりますので、ご利用下さい。」 の1文になったパーツが2種類 が、存在している事になる。 ・・・・なんでどうして? |