ハウステンボス

オランダの街並みを再現した長崎のテーマパーク、ハウステンボスの最寄り駅です。オランダの街並みに合わせて、駅舎も洋風仕様になっています。2010年7月17日に駅コンコースがリニューアルされ、同時にホームも緑色を基調としたデザインにリニューアルされています。なお、2012年の10月下旬よりエレベーターが設置された関係で、1番のりばは行き止まりとなっています。その為、大村線の快速・普通列車は全て2番のりばから、特急ハウステンボス号と、普通列車ハウステンボスリレー号のみは、1番のりばから発着しています(ハウステンボス92号の臨時は2番のりば)。

駅名標は緑色のものにデザインが変更されている。 ホーム(早岐側から)
エレベータ設置で、1番のりばは折り返し列車専用に。 1番のりばもホームが延長された。
放送機器も、ホームの外観に合わせて緑色になっている。
ハウステンボス号のワンマン化で、発車ベルスイッチが設置されたが、鳴らされることは無く、どんな音が鳴るのかは不明(恐らく博多等と同じ普通のベルと思われる) 監視カメラと運転士用と思わるスピーカーが設置された。スピーカーは音量が小さい。

 

・自動放送

放送はJACROS詳細型です。かつては初期型で、放送更新の詳細な時期は分かりませんが、二日市や南福岡、行橋が2012年1月〜2月にかけて更新されているので、当駅もその辺りではないかと推測します。音量は大きめになっていますが、毎度のことながら音割れが出ています。駅の脇には交通量の多い国道が通っており、収録環境が若干悪いです。詳細型放送導入駅では、当駅が一番発着列車が少なく、かつ無人駅になる時間帯があります。また、正確な時間は分かりませんが、22時辺りから、夜間音量になります。なお、2017年頃より英語放送が導入されています。

スピーカーはJVCラインアレイが新しく設置されていますが、一部のクリアホーンも残っています(係員による肉声遠隔放送用)。2015年のハウステンボス号ワンマン化に伴い、発車ベルスイッチや監視カメラと共に、運転士用と思われるスピーカー(CRB‐50T)が設置されています。

☆旧放送の初期型放送は一番下の欄に掲載しております。

・案内放送

・かつては、足元にあった、緑色○印(キハ66)、オレンジ色△印(キハ200)に沿って放送が流れていました。2018年頃より表示に番号が振られてから、放送内容も番号を放送する詳細な案内になっています。YC1系運用開始後は、黄色□印がありましたが、こちらは放送は対応していませんでした。乗車口の放送は、更新前と番号追加の更新後で分けて掲載しております。

また、YC1系に統一後は足元表示が福岡地区にあるような乗車口表示に変更された為、2023年9月現在では乗車口に関する案内は流れていません。

・長崎方面と佐世保方面の誤乗が起こらないよう、一部の列車では注意を促す放送もあります。

・無人駅の時間帯は、前降り、後乗りに乗車方法が変わるので、放送も内容が変わります。(一部の列車では無人時間も全部のドアを開けていますが、放送は無人時間帯のものが流れていました)

・快速シーサイドライナーでは、ワンマン運転列車でも、「ワンマン」のフレーズが付きません。


・乗車口表示変更前


2番のりば案内放送(快速シーサイドライナー 佐世保行き)
※乗車口 1〜4両目
オレンジ色○印

2番のりば案内放送(普通ワンマン 佐世保行き)
※乗車口 1〜2両目
緑色△印

2番のりば案内放送(普通ワンマン 早岐行き)
※無人時間帯の列車

2番のりば案内放送(快速シーサイドライナー 長崎行き)
※乗車口 1〜4両目オレンジ色○印

2番のりば案内放送(普通・長与経由 長崎行き)
※乗車口 1〜3両目
※長崎行きと佐世保行きの乗り間違いに注意

2番のりば案内放送(普通・市布経由 長崎行き)
※無人時間帯の列車

2番のりば案内放送(普通 諫早行き)
※諫早行きと佐世保行きの乗り間違いに注意


・乗車口表示変更後

2番のりば案内放送(快速シーサイドライナー 長崎行き)
※乗車口
 緑色△印1〜6

2番のりば案内放送(快速シーサイドライナー 佐世保行き)
※乗車口 早岐で後2両切り離し 
早岐より先の車両 
オレンジ色○印5〜8
かつて午前中に1本あった、早岐切り離し列車では、乗車口案内を含めた、詳細な案内が流れていました。

2番のりば案内放送(快速シーサイドライナー 早岐行き)
乗車口 オレンジ色○印1〜4

2番のりば案内放送(区間快速シーサイドライナー 長崎行き)
※乗車口 
オレンジ色○印1〜4

2番のりば案内放送(普通・長与経由 長崎行き)
※乗車口 
緑色△印1〜9

2番のりば案内放送(普通・長与経由 長崎行き)
※乗車口 
緑色△印1〜12

2番のりば案内放送(普通 諫早行き)
※乗車口 
オレンジ色○印1〜8

・接近予告放送

・長崎行きの列車のみ放送が流れ、佐世保方面の列車では流れません。放送は概ね入線の3分前頃に鳴ります。

・快速では停車駅も放送されます。

・かつては接近予告でも、乗車口の案内が流れていました。


2番のりば予告放送(快速シーサイドライナー 長崎行き)

※乗車口 1〜2両目
オレンジ色○印

2番のりば予告放送(区間快速シーサイドライナー 長崎行き)
※乗車口 
オレンジ色○印1〜4

2番のりば予告放送(普通・長与経由 長崎行き)
※乗車口 
緑色△印1〜9

2番のりば予告放送(普通ワンマン・長与経由 長崎行き)
※長崎行きと早岐行きの乗り間違いに注意

2番のりば予告放送(普通ワンマン・市布経由・長崎行き)
※無人時間帯の列車

2番のりば予告放送(普通 諫早行き)
※乗車口 オレンジ色○印1〜8

2番のりば予告放送(普通 諫早行き)
※諫早行きと佐世保行きの乗り間違いに注意

・接近放送

・放送導入当時は、ホームの点字ブロックが黄色では無かった為か(灰色のような色)、最後の文面が簡易的な内容になっていましたが、現在は点字ブロックの取替により黄色のものとなったので、放送も「点字ブロックの内側まで〜」に変更されています。

・ハウステンボス号・ハウステンボスリレー号(783系使用列車)が到着する場合は、清掃作業の啓発放送が加わります。なお、一部のファイルは接近ベルを省略しておりますので、ご了承下さい。

・普通・快速の英語放送は接近放送で流れます。英語放送では、佐世保方面で佐賀・鳥栖方面への乗換案内のフレーズも流れます。


1番のりば接近放送(折り返し・ハウステンボス・リレーかもめ50号 博多行き)
→「ハウステンボス(リレーかもめ)のパーツは、現在のところ当駅と、隣の早岐駅で耳にすることができます。

1番のりば接近放送(折り返し・ハウステンボスリレー号 早岐行き)


2番のりば接近放送(快速シーサイドライナー 佐世保行き)

2番のりば接近放送(快速シーサイドライナー 早岐行き)

2番のりば接近放送(快速シーサイドライナー 長崎行き)

2番のりば接近放送(普通ワンマン・長与経由 長崎行き)

2番のりば接近放送(普通 諫早行き)

2番のりば接近放送(簡易放送)

・英語放送


2番のりば接近放送(快速シーサイドライナー 佐世保行き)

2番のりば接近放送(快速シーサイドライナー 長崎行き)

2番のりば接近放送(区間快速シーサイドライナー 長崎行き)

2番のりば接近放送(普通 諫早行き)

・到着放送

乗り換え放送はありません。

・ハウステンボス号とハウステンボスリレー号到着の際は、清掃作業の啓発放送が流れます。


到着放送


到着放送+清掃放送

・停車中放送

・2015年の改正より、ハウステンボスが早岐までワンマン化されたので、新しいフレーズが追加されています。

特急列車の英語放送は停車中放送で流れますが、西九州新幹線開業に伴う「ハウステンボス・リレーかもめ」の英語はパーツは無いようで、「ハウステンボス」と案内されます。


1番のりば停車中放送(ハウステンボス20号 博多行き)


1番のりば停車中放送(ハウステンボス24号 博多行き)※ワンマン化後の放送/英語放送あり

1番のりば停車中放送(ハウステンボス・リレーかもめ50号 博多行き)

1番のりば停車中放送(ハウステンボスリレー号 早岐行き)

・発車放送

標準の放送内容です。

2015年のハウステンボス号のワンマン化後は、発車放送の後に駆け込み乗車に関する注意放送が続いて流れます。


1番のりば発車放送(ハウステンボス20号 博多行き)

1番のりば発車放送(ハウステンボス16号 博多行き)※ワンマン化後の放送

1番のりば発車放送(ハウステンボス・リレーかもめ50号 博多行き)

1番のりば発車放送(ハウステンボスリレー号 早岐行き)

2番のりば発車放送(快速シーサイドライナー 佐世保行き)

2番のりば発車放送(快速シーサイドライナー 早岐行き)

2番のりば発車放送(快速シーサイドライナー 長崎行き)

2番のりば発車放送(普通ワンマン・長与経由 長崎行き)

2番のりば発車放送(普通 諫早行き)


・自動放送(旧放送)
旧放送はJACROS詳細・初期型でしたが、当駅には唯一案内放送がありました。さらに「各駅停車」ではなく、「普通列車」と放送していたり、接近放送、発車放送も当駅独自になってた部分があるのも特徴です。予告放送はありませんでした。スピーカーはクリアホーンでした。ちなみに2010年7月にホームがリニューアルされた際は、放送面に変化はありませんでした。

案内放送
1番のりば案内放送(ハウステンボス22号 博多行き)


2番のりば案内放送(快速シーサイドライナー 長崎行き)

初期型の放送では、当駅だけ案内放送が導入されていました。冒頭の「ピンポーン」がありません。

内容も簡素で、初期型らしい案内放送です。特急のみ停車駅を放送しますが「鳥栖」の部分が他駅と違ってました。
接近放送
1番のりば接近放送
(折り返し ハウステンボス82号 博多行き)


2番のりば接近放送(普通 佐世保行き)

ベルが断続的に何回も鳴り、これは赤間駅の接近ベルと似ています。

放送内容も「到着します」と当駅独自の放送でした。
到着放送
到着放送


到着放送+清掃放送

「ご乗車ありがとうございました」が独自フレーズになっていました。

現在と同じく、折り返しの「ハウステンボス号」では清掃作業放送が流れました。
発車放送
2番のりば発車放送(快速シーサイドライナー 佐世保行き)

2番のりば発車放送(普通・長与経由 長崎行き)

1番のりば発車放送(普通 たびら平戸口行き)
※出だしの2点チャイムは省略しています

これもまた特殊で、発車ベルではなく、案内放送の出だしの「ピーンポーン」がなぜかここで流れます。

放送内容は他駅と同一です。なお、たびら平戸口行きは、早岐と異なり初期型のトーンの高いパーツとなっています。


・ハウステンボス駅 放送始動情報
- 案内放送 停車中放送
特急 発車 10分前 5分前 発車 9分前、6分前、3分前、1分前
快速 発車 8分前、2分前の2回 発車 1分前の1回
普通
区快 発車 10分前 5分前の2回  発車1分前の1回 
リレー号 - 発車 15分前、10分前、5分前、1分前の4回
ハウステンボスの放送始動時刻は、他の駅とは大きく異なります。まず、快速・普通の案内放送は、8分前、2分前の2回流れます。時間が中途半端ですが、実は初期型時代の案内放送も8分前、3分前の2回だったので、始動時刻は引き継がれていると見られます(案内放送は現在2分前ですが、放送更新後からしばらくは3分前でした)。特急は臨時のハウステンボス92号でのみ流れ、10分前、5分前の基本パターンです。なお区間快速も10分前、5分前の基本パターン。

停車中放送も、これまた特殊。特急は、発車9前より3分おきに4回流れます。1分前は、号車案内・停車駅は放送されません。普通列車であるハウステンボスリレー号は、15分前、10分前、5分前、1分前のパターンで、3分前が流れないのが特徴。なお、快速と普通は、ハウステンボスでの停車時間が短いので、基本流れない場合が多いですが、若干早く到着するダイヤの列車では、1回だけ流れることがあります。