諫早

諫早市の中心駅で、西九州新幹線、長崎本線、大村線、島原鉄道が乗り入れます。大村線と長崎本線の分岐駅になっており、島原鉄道は0番のりばから発着しています。ホームは島原鉄道のりばも含めて3面5線構造で、主に1,2番が長崎方面の列車、3,4番のりばが湯江・佐世保方面の列車が発着します(但し例外もあり)。エレベーターが設置されていますが、基本的にホーム中央にある地下道を通ってのりばを移動する構造になっていましたが、現在は橋上駅舎が完成し、エスカレータが設置されています。

2022年9月23日に西九州新幹線が開業し、当駅に新幹線が停車するようになりました。西九州新幹線ホームはこちら。

諫早 橋上化後のホーム。(1,2番のりばから撮影)
橋上化後は、エスカレーターも設置。 島原鉄道ホームは、一旦改札を出て、1階へ移動する形となり、乗換が若干遠くなった。
旧3,4番のりば 工事中だった3,4番のりば。
1,2番のりばに登場した新しい乗車目標。
但し自動放送は未対応。
こちらは以前から存在した乗車目標。
これに沿って自動放送も対応したものが流れていた。
旧2番のりば。
現在の3,4番のりばとなっいる。
旧島原鉄道のりば



・自動放送

放送はJACROS詳細型です。2013年2月中旬に放送が初期型から標準型に更新されました。2016年6月より長崎新幹線工事の為仮駅舎での営業を開始したのと同時に、2,4番のりばに男声放送が導入されました。長与経由と市布経由の長崎行き普通列車のみ、他とは異なるトーンの低いパーツを使用しているのが特徴です。かつては乗換放送で島原鉄道の行先も放送されており、簡易的ですが、島原鉄道専用の発車放送も存在していましたが、新駅舎開業と共に流れなくなっています。

スピーカーはFPS平面波でしたが、1,2番のりばはホーム改良と共にJVCラインアレイに取り換えられ、その後3,4番のりばもJVCラインアレイに取り換えられています。FPSスピーカー時代は、各ホームとも2〜3ヶ所程度しかなく、収録環境が総じて悪かったですが、ラインアレイスピーカーが大幅に増設された為、収録環境が格段に良くなりました。

※4番のりばの音声の一部は、女声放送だった時のものも掲載しています。


・案内放送

・かつての特急かもめ号では号車案内の際に、軒下に設置されている乗車口案内札のフレーズが流れていました。またかつては、線路内(1,2番のりば)と軒下(4番のりば)に現在と異なる乗車案内があり、号車案内をした後に専用の放送が流れていました。初期型から放送更新された当初は、6両編成なのに「かもめ8両」のパーツが使われたりとバグがありました。特急列車で流れる「特急券は、事前にお買い求めの上・・・」の放送は、初期型時代から使われている、諫早独自の放送です。

・快速、普通列車ではかつて乗車目標として、カラーテープらしきものがあり、それに沿って放送が流れていました。(注1  現在は、◇や○マークなど、新しい乗車目標が設置されていますが、それに対応する放送は流れません。



・かもめ号 乗車口が線路内、及び軒下時代の放送

1番のりば案内放送(かもめ11号 長崎行き)
※乗車口は足元のかもめ8両
→6両編成なのに、放送が誤っています。なお、諫早駅に足元かもめ8両表示が存在したことは無く、厳密には線路内です。

1番のりば案内放送(白いかもめ43号 長崎行き)※乗車口が線路内、白いかもめの案内表示

1番のりば案内放送(かもめ19号 長崎行き)
※乗車口が線路内、かもめ7両の案内表示

1番のりば案内放送(かもめ45号 長崎行き)
※乗車口は足元のかもめ8両

2番のりば案内放送(白いかもめ48号 長崎行き)
※乗車口が線路内、白いかもめの案内表示

2番のりば案内放送(かもめ15号 長崎行き)
※乗車口が線路内、かもめ7両の案内表示

4番のりば案内放送(白いかもめ50号 博多行き)
※乗車口が軒下、白いかもめの案内表示
→ここでの乗車口パーツは4番のりばのみで、かつ男声放送導入後から使われているので、女声放送は聞けませんでした。

4番のりば案内放送(かもめ10号 博多行き)
乗車口が軒下、かもめ7両の案内表示
※肥前山口は通過

4番のりば案内放送(かもめ18号 博多行き)※女声放送時代に収録 
※肥前山口は通過


・かもめ号 乗車口が軒下時代の放送

1番のりば案内放送(かもめ19号 長崎行き)※乗車口がかもめ6両の札

1番のりば案内放送(かもめ41号 長崎行き)
※乗車口がかもめ7両の札

1番のりば案内放送(かもめ41号 長崎行き)
※乗車口がかもめ8両の札

4番のりば案内放送(かもめ48号 博多行き)
※乗車口がかもめ6両の札

4番のりば案内放送(かもめ44号 博多行き)
※乗車口がかもめ7両の札

4番のりば案内放送(かもめ46号 博多行き)
※乗車口がかもめ8両の札
→接近放送が割り込んできたので、停車駅部分はカットしています。


・普通/快速/区間快速


4番のりば案内放送(快速シーサイドライナー 竹松行き)※女声放送

2番のりば案内放送(区間快速シーサイドライナー 長崎行き)

3番のりば案内放送(快速シーサイドライナー 長崎行き)
※乗車口は、
黄色の印 長崎まで各駅停車

4番のりば案内放送(快速シーサイドライナー 佐世保行き)
※乗車口は、
ピンク色の印

1番のりば案内放送(普通・長与経由 長崎行き)
※乗車口は、
赤色の印

3番のりば案内放送(普通・長与経由 長崎行き)
※乗車口は、
ピンク色の印

2番のりば案内放送(普通 小長井行き)

3番のりば案内放送(普通 湯江行き)
※乗車口は、
紫色の印

4番のりば案内放送(普通 肥前山口行き)
※乗車口は、紫色の印

4番のりば案内放送(普通 湯江行き)
※乗車口は、
青色の印

4番のりば案内放送(普通 竹松行き)
※乗車口は、
緑色の印

・接近予告放送
・標準の放送内容です。概ね入線の2〜3分前に流れますが、大村線方面からの列車は始動が早く4〜5分前くらいになります。

・区間快速の区間に関する案内は、現在のところ予告放送のみで流れます。(全ての佐世保行き区間快速が当駅で10分以上止まり、案内放送が流れない為)


1番のりば接近予告放送(かもめ19号 長崎行き)

※乗車口は、線路内、かもめ7両の案内表示

4番のりば接近予告放送(白いかもめ50号 博多行き)
※乗車口は、軒下、白いかもめの案内表示

4番のりば接近予告放送(かもめ44号 博多行き)
※乗車口は、軒下、かもめ7両の案内表示

2番のりば接近予告放送(快速シーサイドライナー 長崎行き)
※長崎まで各駅停車

2番のりば接近予告放送(区間快速シーサイドライナー 佐世保行き)
※竹松から先は各駅停車

3番のりば接近予告放送(区間快速シーサイドライナー 佐世保行き)

※竹松から先は各駅停車


2番のりば接近予告放送(普通・市布経由 長崎行き)

3番のりば接近予告放送(普通・長与経由 長崎行き)

3番のりば接近予告放送(普通ワンマン 竹松行き)
※乗車口は、
黄色の印

2番のりば接近予告放送(普通 小長井行き)

3番のりば接近予告放送(普通 小長井行き)
※乗車口は、
紫色の印

3番のりば接近予告放送(普通 湯江行き)
※乗車口は、
紫色の印

4番のりば接近予告放送(普通ワンマン 肥前山口行き)
※乗車口は、
青色の印

4番のりば接近予告放送(普通 湯江行き)
※乗車口は、
青色の印

4番のりば接近予告放送(普通 竹松行き)
※乗車口は、
緑色の印

・接近放送 
・標準の放送内容です。

・初期型にあった足元注意放送は無くなっています。

・男声放送導入と共に、入線時のベルが、自動放送の冒頭のベルと同じ音程になっています。


1番のりば接近放送(かもめ41号 長崎行き)

1番のりば接近放送(区間快速シーサイドライナー 長崎行き)

3番のりば接近放送(普通・市布経由 長崎行き)

2番のりば接近放送(普通・市布経由 長崎行き)

1番のりば接近放送(普通・長与経由 長崎行き)

2番のりば接近放送(普通・長与経由 長崎行き)

2番のりば接近放送(普通 小長井行き)

3番のりば接近放送(普通 小長井行き)

3番のりば接近放送(普通ワンマン 竹松行き)

3番のりば接近放送(快速シーサイドライナー 早岐行き)

4番のりば接近放送(快速シーサイドライナー 竹松行き)※女声放送

4番のりば接近放送(普通 肥前山口行き)

4番のりば接近放送(普通ワンマン 湯江行き)

4番のりば接近放送(普通ワンマン 湯江行き)※女声放送

4番のりば接近放送(普通 湯江行き)

4番のりば接近放送(普通 竹松行き)+接近ベル


・到着放送 


・乗換放送では、島原鉄道の乗換も放送するのが特徴でしたが、橋上化後は、のりばが離れたため、簡易的な案内に変更されています。なお、他駅とは異なり路線名は言いません。2022年9月現在のところ、西九州新幹線の乗換案内もありません。

ちなみに島原鉄道では「急行列車」が運転されており、かつては急行へ接続する際は「急行」の放送を聞くことができました。




☆女声放送

到着放送(現行)

到着放送(島原外港行き乗換)

到着放送(南島原行き乗換)

到着放送
急行 島原外港行き乗換)

本諫早行き乗換放送部分のみ


☆男声放送

到着放送(現行)

到着放送(本諫早行き乗換)

到着放送(南島原行き乗換)

到着放送
急行 島原外港行き乗換)


・停車中放送 
標準の放送内容です。


3番のりば停車中放送(普通・市布経由 長崎行き)

1番のりば停車中放送(普通・長与経由 長崎行き)

2番のりば停車中放送(普通・市布経由 長崎行き)

2番のりば停車中放送(普通・長与経由 長崎行き)

3番のりば停車中放送(快速シーサイドライナー 早岐行き)

3番のりば停車中放送(快速シーサイドライナー 竹松行き)

2番のりば停車中案送(普通 小長井行き)

3番のりば停車中放送(普通 小長井行き)

3番のりば停車中放送(普通 湯江行き)

3番のりば停車中放送(普通ワンマン 竹松行き)

4番のりば停車中放送(普通 湯江行き)

4番のりば停車中放送(普通 竹松行き)

4番のりば停車中放送(団体列車)


・発車放送 

標準の放送内容です。

かつては0番のりばの島原鉄道発車放送が存在していました。また、島原鉄道ホーム移設と同時に男声放送に変更となり、のりば番号が無くなったので放送内容も変わっています。その後橋上駅舎完成と共にホームが完全に分離した為、流れなくなりました。

なお、島原鉄道の発車放送は改札口の高い位置にある天井スピーカーからしか流れない為、雑音が多くなっていますので、聞かれる際は音量に注意して下さい。



0番のりば発車放送(島原鉄道)

島原鉄道のりば発車放送※音量注意

3番のりば発車放送(普通・市布経由 長崎行き)

1番のりば発車放送(普通・長与経由 長崎行き)

2番のりば発車放送(普通・市布経由 長崎行き)

2番のりば発車放送(普通・長与経由 長崎行き)

2番のりば発車放送(普通 竹松行き)

3番のりば発車放送(快速シーサイドライナー 早岐行き)

3番のりば発車放送(快速シーサイドライナー 竹松行き)

2番のりば発車放送(普通 小長井行き)

3番のりば発車放送(普通 小長井行き)

3番のりば発車放送(普通 湯江行き)

4番のりば発車放送(かもめ48号 博多行き)

4番のりば発車放送(普通 湯江行き)

4番のりば発車放送(快速シーサイドライナー 佐世保行き)

4番のりば発車放送(普通 竹松行き)※女声放送

4番のりば発車放送(団体列車)


・通過放送
当駅を通過する列車が無いので未確認です。

・自動放送(旧放送)
旧放送は、JACROS詳細・初期型で、トーンの高い到着放送が特徴でした。なお、スピーカーは最初に訪問した時はワイドレンジ箱型でしたが、後にクリアホーンに取り換えられていました。設置してある場所が悪く、収録環境は今よりさらに最悪でした。その為雑音が多いファイルがあります。音量には十分ご注意下さい。収録は全て携帯電話機材となります。
予告放送 1番のりば予告放送(かもめ47号 長崎行き) 標準の放送内容です。特急では諫早オリジナルの特急券放送があり、このフレーズは今の標準型でも使われています。初期型で特急券放送があるのは諫早だけでした。
接近放送 4番のりば接近放送(普通 湯江行き) 標準の放送内容です。なお、旧放送では最後に注意放送が流れていました。
到着放送 到着放送その1

到着放送その2
 
現在と同じく、乗換放送がありました。
発車放送 0番のりば発車放送(島原鉄道)

1番のりば発車放送(普通・長与経由 長崎行き)

3番のりば発車放送(普通 竹松行き)
なぜか、発車時刻が放送されていたのが大きな特徴です。発車放送で時刻を放送するのは、恐らく諫早だけだったと思われます。

初期型放送でも島原鉄道の発車放送は健在でした。


・注釈 自動放送詳説
注1 なお乗車目標は、赤色(キハ200 2両)、黄色(キハ67 2両)、ピンク色(キハ200 3両)、緑色(キハ67 4両)、青色(817系 2両)、紫色(817系 4両と415系)の6種類だった。その他オレンジ色(キハ200 4両)も存在するが、現在長崎地区でキハ200の4両の運用が無い為、用意はされているだろうが、放送は未確認。


・諫早駅 放送始動情報
- 案内放送 停車中案内放送
特急 発車 10分前、5分前、3分前の3回 発車 10分前 5分前、3分前、1分前
快速
普通
案内放送、停車中放送共に10分前、5分前、3分前と、3回流れるのが特徴で、収録チャンスが増えてます(かつては5分前までの2回でしたが、2015年辺りより3回に変更されています)。

停車中案内放送も基本パターンで、停車時間に準じて流れます。諫早駅は分岐駅な為、停車時間のある列車が多く、停車中案内放送はよく耳にします。