JACROS簡易詳細型・JACROS簡易型 |
JACROS詳細型を、接近放送、通過放送だけにしたタイプです。主に九州北部地区の駅を中心に導入されています。フレーズは詳細型と全く同一のものですが、最後の部分(危険ですから 黄色い線の内側でお待ち下さい/お下がり下さい)は異なっています。なおJACROS詳細型放送の駅はのりばごとに男声・女声が固定されていますが、この簡易詳細型はのりばでは無く、上り列車が男声、下り列車が女声で分けられています(例外もあり)。また、特急列車の場合は、列車名は放送されない仕様になっています。 列車の終点駅で折り返す列車がある場合は、折り返しの接近放送があります。他には、遅延放送、行先変更放送も確認しており、主要駅と同じものが流れます。恐らく、のりば変更放送、運休放送もあるかもしれません。また初めの放送に導入された駅では00分発車の場合、詳細型放送では「10時発」などと放送されますが、簡易詳細型は「零分発」と放送されるのが特徴です(但し2014年頃から導入されたものは詳細型同様、零分は放送されない)。列車種別では「区間快速」のパーツは、JACROS詳細型と異なるパーツを使用しているのも特徴です。 2012年頃から導入・更新された駅は、放送後に接近ベルが流れる駅があります。(陣原、赤間のみは以前よりベルがあった) 2013年以降に導入された一部駅では、接近放送は1回のみ流れます(通過放送は従来通り2回)。 また、2019年からは最後のフレーズが「黄色い点字ブロック」に置き換えが始まっていますが、ここもパーツはJACROS詳細型とは異なるパーツを用いています。 この他各駅ごとに異なる細かい部分につきましては、各駅のページにて記載しております。
接近放送と通過放送の2種類がありますが、時刻・行先の放送されない簡易放送で、遅延放送なども流れません。この放送は九州全域に導入されており、長崎地区、大分地区、鹿児島地区の駅でも耳にすることができます。基本的に上り列車が男声放送、下り列車が女声放送です。接近放送・通過放送共に2回流れます(例外で1回だけの駅もあり)。なお、折り返し列車の場合は「列車が入ります」と放送される場合もあります。元々この放送は、のりばパーツも含めJACROS詳細型とは異なるパーツを用いていましたが、2016年からは、「○番のりばに/○番のりばを」の部分がJACROS詳細型と同一のものに更新されてきており、旧タイプは絶滅寸前となっています。 旧タイプについては、2014年からは一部駅で、接近放送の後に接近ベルが追加されています。また、2019年頃から簡易詳細型と同様に点字ブロックの放送が導入されています。
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