鹿児島中央

元は「西鹿児島」という駅名でしたが、2004年の九州新幹線部分開業時に改名されました。ホームは3面6線となっており、指宿枕崎線の起点駅でもあります。隣に鹿児島駅がありますが、鹿児島市の中心駅は当駅となっています。駅には「アミュプラザ鹿児島」と呼ばれる複合商業施設が隣接しており、繁華街である「天文館」へも市電(路面電車)で容易に移動が可能です。なお、駅の利用者数は博多、小倉に次いで3番目に多いそうです。

駅のホームは1番のりばが指宿枕崎線専用で、それ以外の2,3,4,5,6番のりばは、各方面の列車が発着します。新幹線ホームへはこちら。

駅名標 宮崎寄りは、新幹線ホームとコンコースが上にあるので、地下ホームのような雰囲気。
1番のりばは指宿枕崎線専用ホーム。 懐かしの、きりしま色485系。

・自動放送

放送はJACROS詳細型です。鹿児島県内では唯一の詳細型放送(注1)である為、日豊本線や鹿児島本線の放送の他、指宿枕崎線の放送も聞くことができます。しかし、放送の充実度とは裏腹に、スピーカーの位置が3箇所と非常に少なく、詳細型放送導入駅ではスピーカー数が少ない駅でもあります。掲載している一部は手持ちで収録している音声もあり、列車などの雑音が多いファイルや突然音が出るファイルもありますので音量等にご了承ください。

スピーカーは長らくソノコラムでしたが、2017年初めにFPS平面波スピーカーに取り換えられ、音割れが酷く音質がガタ落ちしています。なお、22時から翌朝6時までは夜間音量になり音割れが少なくなるので、録れる列車であれば夜間音量時間帯の収録がおすすめです。スピーカーは島で兼用ですが、1,2番のりばも兼用となっています。2021年頃までは「ワンマン」の放送がついていましたが、現在は全ての列車で付かなくなっています。

☆定期に無い列車の放送について
※指宿枕崎線の快速喜入・快速五位野・普通瀬々串行き等、大雨によるダイヤ乱れ時に収録した音声も掲載しています。なお突発的に大幅にダイヤが乱れた際は、なぜか案内放送と発車放送しか流れないようで、停車中放送と接近放送は掲載していません。
※指宿枕崎線の普通西頴娃行きは、線路保守工事に伴い運転された列車です。
※日豊本線の、普通霧島神宮行き・普通帖佐行き・普通重富行きなど、沿線イベントによる臨時列車の放送も掲載しています。詳細は「臨時列車放送集」にも掲載しておりますので、ご覧ください。
※隈之城行きは、2024年12月に発生した川内駅構内の貨物列車脱線事故により運転された列車です。


・案内放送

・特急列車は、20分前、15分前、10分前と5分間隔で流れます。普通・快速列車は、10分前、5分前、3分前です。

・当駅では長時間停車する列車が多いので、聞く機会はあまり多くありません。その為か様々な付帯放送は停車中放送で流れます。

・鹿児島本線/日豊本線

4番のりば案内放送(きりしま6号 宮崎行き)

4番のりば案内放送(きりしま86号 霧島神宮行き)

4番のりば案内放送(きりしま82号 国分行き)

5番のりば案内放送(はやとの風2号 吉松行き)

4番のりば案内放送(川内エクスプレス 川内行き)

4番のりば案内放送(ホームライナー 川内行き)

5番のりば案内放送(快速オーシャンライナーさつま 八代行き)

3番のりば案内放送(普通 宮崎神宮行き)
⇒鹿児島中央で使われている「宮崎神宮行き」のパーツは、宮崎とは異なるパーツを使用しているのが特徴です。

2番のりば案内放送(普通・吉松経由 都城行き)

5番のりば案内放送(普通 霧島神宮行き)

4番のりば案内放送(普通 都城行き)

4番のりば案内放送(普通 隼人行き)

5番のりば案内放送(普通 重富行き)

6番のりば案内放送(普通 隈之城行き)

4番のりば案内放送(普通 串木野行き)

3番のりば案内放送(普通 伊集院行き)

5番のりば案内放送(普通 鹿児島行き)


・指宿枕崎線

4番のりば案内放送(指宿のたまて箱5号 指宿行き)

4番のりば案内放送(快速なのはな 山川行き)

2番のりば案内放送(快速なのはな 山川行き)

2番のりば案内放送(快速なのはな 喜入行き)

4番のりば案内放送(快速なのはな 五位野行き)⇒大雨の一部区間運転見合わせ時に収録。

2番のりば案内放送(普通 枕崎行き)

1番のりば案内放送(普通 山川行き)

2番のりば案内放送(普通 西頴娃行き)⇒線路保守工事の際に収録。

1番のりば案内放送(普通 喜入行き)

1番のりば案内放送(普通 瀬々串行き)⇒大雨の一部区間運転見合わせ時に収録。

2番のりば案内放送(普通 五位野行き)

2番のりば案内放送(普通 慈眼寺行き)

・おまけ

初めて当駅に収録へ来たとき(2007年)は、普通列車もなぜか停車駅を放送してました。旧レコーダーで収録したので人の声が入っていたり、音質が劣悪ですのでご了承下さい。

普通川内行き(停車駅放送のみ)

普通宮崎行き(停車駅放送のみ)

普通山川行き(停車駅放送のみ)


・接近予告放送

・概ね入線の2〜3分前に流れます。

・当駅を跨いで運転される列車では、その多くが列番を変える為、聞ける列車は鹿児島行き(指宿枕崎線からの直通は除く)と、鹿児島から折り返しとなる川内行き、串木野行きに限られます。


5番のりば接近予告放送(普通 鹿児島行き)


3番のりば接近予告放送(普通 川内行き)

3番のりば接近予告放送(普通 隈之城行き)

4番のりば接近予告放送(普通 串木野行き)

・接近放送 

・接近予告放送の欄に記載してある通り、当駅を跨いで運転される列車では、その多くが列番を変え、それ以外は折り返しとなるので、接近放送は「○○行きとなります」が基本となります。

・鹿児島行きと、鹿児島から折り返しになる川内行きと串木野行きでは列番が変わらないので、通常の「○○行きの到着です」になります。但し、時刻が放送されないのが特徴です。(かつての折尾駅と同様)

・車両基地からの出区で入線の場合は、接近放送は鳴らず、ベルのみが鳴ります。その為、出区しか設定の無い行先は放送が聞けません。(枕崎行きや慈眼寺行きなど)。

・鹿児島本線/日豊本線

3番のりば接近放送(はやとの風4号 吉松行き)

6番のりば接近放送(普通 宮崎行き)

3番のりば接近放送(普通 都城行き)

5番のりば接近放送(普通 国分行き)

2番のりば接近放送(普通 隼人行き)

2番のりば接近放送(普通 鹿児島行き)

5番のりば接近放送(普通 鹿児島行き)
※直通列車

6番のりば接近放送(普通 川内行き)

3番のりば接近放送(普通 川内行き)
※直通列車

6番のりば接近放送(普通 隈之城行き)

3番のりば接近放送(普通 隈之城行き)
※直通列車

6番のりば接近放送(普通 串木野行き)

4番のりば接近放送(普通 串木野行き)
※直通列車

5番のりば接近放送(普通 伊集院行き)


・指宿枕崎線

4番のりば接近放送(指宿のたまて箱5号 指宿行き)

2番のりば接近放送(快速なのはな 山川行き)

2番のりば接近放送(普通 指宿行き)※当駅で切り離し

2番のりば接近放送(普通 喜入行き)

2番のりば接近放送(普通 五位野行き)

2番のりば接近放送(当駅止まり)


・到着放送 

・指宿枕崎線への乗り換え放送があります。2011年以前の九州新幹線への乗換案内は、放送内容がやや簡易的になっていました。

・様々な付帯放送が流れるのが特徴です。


到着放送(駅名連呼のみ)

到着放送+乗車時注意喚起⇒主に朝夕ラッシュ時の他、鹿児島中央を跨いで運転される列車では昼間でも流れることがあります。(注2

到着放送+切り離し放送⇒330D到着時(平日)で流れていました。

到着放送+一旦締切放送⇒6963M到着時に流れていました。なお、以前は夕方の列車でも耳にすることができました。(注3

到着放送+清掃作業放送⇒折り返しのきりしまで流れていました。

到着放送(新幹線への乗換が旧フレーズ)

・停車中放送 

・特急は、20分前、15分前、10分前、5分前、1分前です。3分前が流れないのが特徴です。・普通・快速は10分前、5分前、3分前、1分前です。1分前は号車案内や停車駅の案内はありません。

・竜ヶ水通過や、接続案内、指宿枕崎線のICカード利用エリアなどの様々な付帯放送は、この停車中放送で流れます。

・鹿児島本線/日豊本線

3番のりば停車中放送(36ぷらす3 宮崎行き)

3番のりば停車中放送(きりしま2号 宮崎行き)
※三股、山之口、田野停車

3番のりば停車中放送(きりしま82号 国分行き)
※重富、姶良、帖佐停車

6番のりば停車中放送(はやとの風2号 吉松行き)

6番のりば停車中放送(オーシャンライナーさつま 新八代行き)

6番のりば停車中放送(オーシャンライナーさつま 出水行き)
⇒出水行きは、熊本の「肥薩おれんじ鉄道出水行き」ではなく、出水行き単体のパーツを使用しています。(注4

6番のりば停車中放送(普通 東都農行き)※隼人で吉松行きに接続

3番のりば停車中放送(普通 宮崎神宮行き)
※竜ヶ水通過


6番のりば停車中放送(普通 宮崎行き)

2番のりば停車中放送(普通・吉松経由 都城行き)
⇒国分へはいかない旨の付帯放送が流れます。

3番のりば停車中放送(普通 都城行き)
※隼人で吉松行きに接続


5番のりば停車中放送(普通 霧島神宮行き)

5番のりば停車中放送(普通 国分行き)
※竜ヶ水通過

4番のりば停車中放送(普通 隼人行き)

3番のりば停車中放送(普通 帖佐行き)

3番のりば停車中放送(普通 重富行き)

5番のりば停車中放送(普通 鹿児島行き)

6番のりば停車中放送(普通 川内行き)
※川内で肥薩おれんじ鉄道に接続

6番のりば停車中放送(普通 隈之城行き)

6番のりば停車中放送(普通 串木野行き)

3番のりば停車中放送(普通 伊集院行き)

・指宿枕崎線

4番のりば停車中放送(指宿のたまて箱5号 指宿行き)

4番のりば停車中放送(特別快速なのはなDX5号 指宿行き)※坂之上までは各駅停車
⇒JACROS放送で唯一「特別快速」が聞けた列車でした。「坂之上までは各駅に止まります」も現在は聞けない放送です。


2番のりば停車中放送(快速なのはな 山川行き)
※ICカード利用は喜入まで

2番のりば停車中放送(快速なのはな 指宿行き)※ICカード利用は喜入まで

2番のりば停車中放送(快速なのはな 喜入行き)※ICカード利用は喜入まで

2番のりば停車中放送(普通 枕崎行き)※ICカード利用は喜入まで

2番のりば停車中放送(普通 西頴娃行き)※ICカード利用は喜入まで

1番のりば停車中放送(普通 山川行き)※山川で、枕崎行きに接続

4番のりば停車中放送(普通 山川行き)※山川で、西頴娃行きに接続

2番のりば停車中放送(普通 指宿行き)※指宿で、枕崎行きに接続

1番のりば停車中放送(普通 指宿行き)※指宿で、西頴娃行きに接続

2番のりば停車中放送(普通 喜入行き)

2番のりば停車中放送(普通 五位野行き)

2番のりば停車中放送(普通 慈眼寺行き)


・発車放送 

・標準の放送内容です。なお、当駅では発車時刻(秒)の30秒前に鳴動します。

・鹿児島本線/日豊本線

3番のりば発車放送(36ぷらす3 宮崎行き)

3番のりば発車放送(きりしま2号 宮崎行き)

3番のりば発車放送(きりしま82号 国分行き)

4番のりば発車放送(きりしま88号 霧島神宮行き)

6番のりば発車放送(はやとの風2号 吉松行き)

4番のりば発車放送(川内エクスプレス 川内行き)

6番のりば発車放送(オーシャンライナーさつま 新八代行き)

6番のりば発車放送(オーシャンライナーさつま 出水行き)

6番のりば発車放送(普通 佐土原行き)

3番のりば発車放送(普通 宮崎神宮行き)

6番のりば発車放送(普通 宮崎行き)

2番のりば発車放送(普通・吉松経由 都城行き)

5番のりば発車放送(普通 霧島神宮行き)

5番のりば発車放送(普通 国分行き)

4番のりば発車放送(普通 隼人行き)

3番のりば発車放送(普通 帖佐行き)

5番のりば発車放送(普通 重富行き)

5番のりば発車放送(普通 鹿児島行き)

6番のりば発車放送(普通 隈之城行き)

6番のりば発車放送(普通 串木野行き)


3番のりば発車放送(普通 伊集院行き)


・指宿枕崎線

4番のりば発車放送(指宿のたまて箱5号 指宿行き)

2番のりば発車放送(快速なのはな 山川行き)

2番のりば発車放送(快速なのはな 指宿行き)

2番のりば発車放送(快速なのはな 喜入行き)
⇒大雨の一部区間運転見合わせ時に収録。

4番のりば発車放送(快速なのはな 瀬々串行き)
⇒大雨の一部区間運転見合わせ時に収録。

1番のりば発車放送(普通 枕崎行き)

1番のりば発車放送(普通 西頴娃行き)

1番のりば発車放送(普通 喜入行き)

2番のりば発車放送(普通 瀬々串行き)

1番のりば発車放送(普通 慈眼寺行き)

2番のりば発車放送(普通 五位野行き)


・通過放送

・貨物列車通過時に放送が流れます。


6番のりば貨物列車通過放送

・ワンマンが付いている放送

・2021年頃までは、ワンマン列車に対して「ワンマン」の放送が付帯しており、その放送を集めてみました。



5番のりば接近放送(普通 都城行き)

6番のりば接近放送(普通 川内行き)

1番のりば停車中放送(普通 枕崎行き)

2番のりば停車中放送(普通 西頴娃行き)

1番のりば停車中放送(普通 五位野行き)

3番のりば停車中放送(普通・吉松経由 都城行き)

4番のりば停車中放送(きりしま92号 国分行き)

4番のりば停車中放送(普通 川内行き・おれんじ鉄道接続)

6番のりば停車中放送(普通 伊集院行き)

1番のりば発車放送(普通 枕崎行き)

1番のりば発車放送(普通 西頴娃行き)

1番のりば発車放送(普通 五位野行き)

4番のりば発車放送(普通 鹿児島行き)

5番のりば発車放送(普通・吉松経由 都城行き)

6番のりば発車放送(普通 伊集院行き)


・発車標など
各行先の発車標。


・注釈 自動放送詳説
注1 詳細型ではないが、JACROS簡易詳細型は伊集院駅、上伊集院駅と国分駅に導入されており、こちらは接近放送だけであるものの男声も耳にできる。
注2 宮崎駅でも同じ文面の放送があるが、こちらは当駅とは異なるパーツを使用している。
注3 このパーツは、「3番のりばに到着の列車は〜」とのりばを限定しているが、他ののりばで一旦締め切る運用で放送は流れていないので、当初はドアを締め切る列車が、3番のりばしか無かったのかもしれない。2023年現在は、6963M到着時しか流れていないが、初めてこの放送を聞いた2017年頃は、16時台に3番のりばに着いた列車でも流れていたのを確認している。

他ののりばバージョンのパーツがあるのかは不明だが、使われていない事から、3番のものしか用意されていないと思われる。
注4 なお、折り返しの「出水行きとなります」パーツは、熊本でスーパーおれんじの折り返し放送で耳にできた。

鹿児島本線時代の出水行きは、かつて熊本から出水まで設定があった為、中期型放送では聞くことができたと思われる。しかし、九州新幹線開業以前で標準型の出水行きが聞くことができるとすれば、博多が挙げられるが、博多発出水行きの定期列車は存在していないので、事実上標準型での「出水行き」は流れたことが無いと思われる。以上のことから、標準型で肥薩おれんじ鉄道仕様では無い、「出水行き」単体の放送が流れたのは、肥薩おれんじ直通列車での使用が初めてである可能性が高い。