香椎
福岡市東区に位置している、東区の中心駅です。香椎線が乗り入れる3面5線構造の駅で、1,2番線が鹿児島本線、3番線は香椎線と鹿児島本線が共用し、4,5番のりばは香椎線専用のりばとなっています。昼間はソニックが毎時1本停車し、にちりんシーガイアも全便が停車します。当駅は付近に学校が多数あり、学生の利用がかなり多いです。昼間は閑散としていますが、夕方になるとホームは学生で大変混雑します。 |
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香椎 | 香椎線ホームの4,5番のりば |
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2,3番のりば | 3番のりばに停車中の、通称「マヤ検」 |
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初期型時代の発車ベルスイッチ。 | 現在は全てプッシュタイプ取り換え。 |
・自動放送 |
放送はJACROS詳細型です。JR九州管内で最後の初期型放送稼働駅でしたが、2015年2月13日に放送が更新され標準型となりました(試験放送は2月9日辺りより行われていました)。放送内容は、一部初期型時代のものを踏襲しており、乗換放送では「香椎線」と路線名は言わず、以前と同様「長者原方面」等と放送されます。また全体的に放送の音割れがあり、特に2,3番のりばは音割れが激しく、音質が悪いです。それに加えなぜか放送が頭切れすることがあります。2016年頃に、赤間駅と同様の快速区間のパーツが使用されるようになりました。(注1)。久留米まで快速と南福岡から快速の音声は案内放送の欄に、博多から快速は接近予告放送、博多まで快速は接近放送の欄にそれぞれ掲載しています。 当駅には手動で鳴る発車ベルがありますが、鳴るかどうかは車掌次第です。ベルのスイッチは放送更新に伴って福工大前駅で見られるプッシュタイプに全て取り換えられています。またベルは博多等と同じ標準的なベルです。 スピーカーは全ホームJVCラインアレイに統一されています。 |
・案内放送 | ||
標準の放送内容で、当初は特急では編成案内のみでしたが、現在は号車案内と停車駅が放送されるようになりました(停車駅は大分方面のみ)。また、1番のりばには号車案内表示がありますが、当駅では乗車口の案内はありません。 快速列車でも停車駅を放送します。 |
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2番のりば案内放送(ソニック58号 博多行き) ⇒783系で代走していた為、5両編成で案内されています。 2番のりば案内放送(きらめき19号 博多行き) 1番のりば案内放送(普通 海老津行き) 2番のりば案内放送(快速 荒尾行き) 2番のりば案内放送(久留米まで快速 荒尾行き) ⇒「久留米まで快速」という放送が流れますが、注釈にも記載している通り、赤間駅のものとは別物です。 2番のりば案内放送(南福岡から快速 荒尾行き) ⇒「南福岡から快速」の放送が流れます。パーツは赤間のものと同一です。 2番のりば案内放送(普通 熊本行き) 3番のりば案内放送(香椎線・普通 宇美行き) 4番のりば案内放送(香椎線・普通 西戸崎行き) 4番のりば案内放送(香椎線・普通 雁ノ巣行き) |
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・接近予告放送 | ||
入線の2〜3分前に放送が入りますが、1番のりばは始動が遅く、予告放送が流れて1分もしない内に接近放送が流れます。 区間快速の案内フレーズはここで流れます。また停車駅は放送されません。 |
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2番のりば予告放送(ソニック56号 博多行き) 2番のりば予告放送(にちりんシーガイア20号 博多行き) 1番のりば予告放送(普通 福間行き) 2番のりば予告放送(快速 荒尾行き) 2番のりば予告放送(快速 博多行き) 2番のりば予告放送(区間快速 大牟田行き)※竹下・笹原停車 ⇒この列車は、かつて南福岡から快速でしたが、2020年改正より博多から快速の内、竹下・笹原停車という扱いに変わった為、「竹下・笹原にも止まります」の放送が流れています。(注2 2番のりば予告放送(区間快速 鳥栖行き) ※二日市まで快速 2番のりば予告放送(博多から快速 荒木行き) ⇒「博多から快速」の放送が流れます。パーツは赤間駅のものと同一です。 3番のりば予告放送(香椎線・普通 宇美行き) 4番のりば予告放送(香椎線・普通 西戸崎行き) 4番のりば予告放送(香椎線・普通 雁ノ巣行き) |
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・接近放送 | ||
標準の放送内容です。 区間快速の案内フレーズは、ここでも流れます。 |
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1番のりば接近放送(普通 福間行き) 2番のりば接近放送(にちりんシーガイア20号 博多行き) 2番のりば接近放送(きらめき19号 博多行き) 2番のりば接近放送(快速 荒尾行き) ⇒荒木で切り離しと放送されていますが、実際は切り離しではないので、設定ミスかと思われます。 2番のりば接近放送(快速 博多行き) 2番のりば接近放送(区間快速 大牟田行き) ※竹下・笹原停車 2番のりば接近放送(区間快速 荒木行き) ※博多〜二日市間快速 2番のりば接近放送(博多まで快速 南福岡行き) ⇒「博多まで快速」の放送が流れます。パーツは赤間駅のものと同一です。 2番のりば接近放送(普通 荒木行き) 3番のりば接近放送(香椎線・普通 宇美行き) 4番のりば接近放送(香椎線・普通 西戸崎行き) 4番のりば接近放送(香椎線・普通 雁ノ巣行き) 5番のりば接近放送(香椎線・折り返し 宇美行き) |
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・到着放送 | ||
「香椎線」と路線名は放送せず、方面で案内するのは旧放送と同様です。 標準型になり新たに小倉まで行かない列車は「福工大前・古賀方面」、鳥栖より先まで運転する列車では「博多・二日市・鳥栖方面」のフレーズがそれぞれ追加されています(それ以外は従来通り小倉方面、博多方面)。 宇美行きでは、「長者原方面」のパーツが録り直され、西戸崎行きでは、「海ノ中道方面」というフレーズが流れます。(海ノ中道方面・・の放送はトーン的に昔からあったやつを使ってる模様) |
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到着放送+乗換放送(鹿児島本線到着時) 到着放送+乗換放送(香椎線到着時) 到着放送+乗換放送(香椎線到着時) 到着放送+乗換放送(香椎線到着時) |
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・停車中放送 | ||
香椎線では当駅で分割し、同一ホームから別方向に出る列車がありますが、特に変わったフレーズはありません。 | ||
1番のりば停車中案内放送(普通 門司港・下関行き) 3番のりば停車中案内放送(普通 宇美行き) 4番のりば停車中案内放送(普通 西戸崎行き) 4番のりば停車中案内放送(普通 雁ノ巣行き) 4番のりば停車中案内放送(普通 雁ノ巣行き) ⇒海ノ中道・西戸崎までは行かない事を案内する放送が流れます。これは当初は無く、2018年頃に追加されています。 |
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・発車放送 | ||
標準の放送内容です。前述の通り、発車ベルスイッチがあり、車掌次第でベルが鳴りますが、音は普通の標準ベルです。 旧放送時代は到着放送→乗換放送→発車放送で固定されていましたが、更新後は乗換放送中にベルで省略されやすくなっています。 |
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2番のりば発車放送(普通 荒木行き) 2番のりば発車放送(普通 鳥栖行き) 3番のりば発車放送(普通 宇美行き) 4番のりば発車放送(普通 西戸崎行き) 4番のりば発車放送(普通 雁ノ巣行き) |
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・通過放送 | ||
標準の放送内容です。他駅と同様につき、未収録です。 |
・注釈 自動放送詳説 | |
注1 | パーツは、「久留米まで快速」、「博多まで快速」、「博多から快速」、「南福岡から快速」の4種類。なお、これらのパーツは赤間駅ものをそのまま使っているが、「久留米まで快速」だけは赤間と異なるパーツとなっている。また「鳥栖まで快速」のパーツも赤間に存在するが、当駅では当該列車で使われていなかった為、「鳥栖まで快速」が香椎駅のROMにあるのかは不明。 なお、区間快速の種別が登場してからは、これらのパーツは使用されなくなっている。 |
注2 | なお、この放送は以前から7時台にある、竹下・笹原停車の快速でも流れているが、平日のみしか運転されない上に、ラッシュ時でホームが大混雑するので収録はかなり厳しかった。 ちなみに、鳥栖方面からの上り列車でも笹原・竹下に停車する列車があるが、こちらは「笹原・竹下にも停車します」と、文面が違うパーツが二日市駅で使われている。 |
・香椎駅 放送始動情報 | ||
- | 案内放送 | 停車中案内放送 |
特急 | 10分前、5分前の2回 | 10分前、5分前、3分前、1分前 |
快速 | ||
普通 | ||
案内放送は、普通・快速・特急共に10分前、5分前の2回流れます。 停車中案内放送も10分前からの基本パターンで、停車時間に準じて流れます。 |
自動放送(旧放送) |
放送はJACROS詳細・初期型で、JR九州管内最後の初期型使用駅でしたが、放送更新に伴い消滅するこことなりました。予告放送が存在せず接近、到着+乗換え、発車放送のみとなっていました。これ以外にも、遅延放送とのりば変更放送が流れるのも確認しています。スピーカーはTOA天井型(1番線の千早寄り)、TOAワイドレンジ箱形(1番線)、UNI‐PEXワイドレンジ箱型(2,3番線)、TOAラッパ型(1,4,5番線)などでした。音量が大きい為か一部音割れが出ていました(特に2,3番のりば)。 また当駅独自の低音の発車ベルがあったのが特徴でした。 |