熊本
熊本市の中心駅で、2018年に全面高架化開業し、九州新幹線のホームに隣接しています。当駅からはあそぼーい!、A列車で行こう、SL人吉、かわせみやませみ、いさぶろうといった多彩な観光列車が発着しており、かつては土休日には肥薩おれんじ鉄道からの列車も乗り入れていました。高架化する以前は、0番Aのりばと0番Bのりば、0番Cのりばという、変わった名称ののりばがあったのが特徴です。高架化されてからホームは全部で1番〜6番のりばまでありますが、2番、5番は切り欠きホームとなっており、当駅終着や折り返し列車が使用しています。新幹線ホームはこちら。 |
駅名標 | 3番のりばから撮影 |
3番のりばに停車中の415系 | ホームの夜景と5,6番のりば。 5番のりばは切り欠きホーム。(部分高架化時に撮影) |
スピーカーやセンサーは、ホームの柱の色に合わせ、グレー色になっている。 | |
・地上ホーム時代 | |
1番のりばから撮影 | かつての0番A、0番Bのりば |
0番Cのりば。主に臨時列車や車両留置等で使用された。 | 高架の4,6番のりば |
・自動放送 |
放送はJACROS詳細型です。かつては中期型でしたが、2009年1月下旬より更新されました。その際に男声放送も導入されています。当駅の特徴として、観光列車が多数発着しているので、様々なD&S列車の放送が聞けます。 なお、当駅から発着する観光列車(SL人吉、あそぼーい!、A列車で行こう)は、臨時列車放送集のページに別途掲載しております。 3,6が女声、1,2,4,5が男声という他の駅とは異なり変則的に分けられていますが、恐らく本線側と切り欠きホーム側の声優を揃えている為と思われます。また、高架化以前は0番A〜0番C、1,6番のりばが女声、2,4、5番のりばが男声となっていました。スピーカーは高架ホームがJVCラインアレイで統一されており、ホームの配色に合わせ、グレー色となっています。地上ホーム時代にはカンノボックス型や3,5番のりばにはソノコラムが設置されていました。高架ホームについては、新幹線ホームに隣接している為、新幹線側の放送や雑音が入りやすく収録環境は悪いです。また、全面高架化した際に放送中に常にノイズが発生するようになり、音質が低下しています。2019年頃より、接近予告放送に英語のアナウンスが追加されています。 |
・注釈 自動放送詳説 | |
注1 | なお、高架化前までは1番のりばから発車していた特急くまがわ1号で、「くまがわの番号札」という放送が流れていた。但しくまがわ1号は通常、案内放送の始動時刻前からホームに入線していたので、遅延時等でしか聞くことはできなかった。 |
注2 | 立野から先が代行バスの時は、ほとんどが肥後大津で立野行きに乗換が発生し、キハ47が肥後大津⇔立野をピストン運行していたが、早朝熊本5時5分発の列車1本のみが、熊本始発立野行きとして運転された。車両はキハ200であった。 |
注3 | かつてSL人吉が0番Aのりば発着だった頃は、肥後大津行きの普通列車が0番Cのりば発着となっていたことがある。 |
注4 | 鹿児島本線時代の出水行きは、かつて熊本から出水まで設定があった為、中期型放送では聞くことができたと思われる。しかし、九州新幹線開業以前で標準型の出水行きが聞くことができるとすれば、博多が挙げられるが、博多発出水行きの定期列車は存在していないので、事実上標準型での「出水行き」は流れたことが無いと思われる。以上のことから、接近放送だけと言えど、標準型で肥薩おれんじ鉄道仕様では無い、「出水行き」単体の放送が流れたのは今回が初めてである可能性が高い。また鹿児島中央では、停車中放送と発車放送でも「出水行き」単体のパーツが使われている。 |
注5 | 田原坂通過の普通列車は、かつて九州新幹線全線開業前まで設定があり、当時も放送が流れていた。その為、厳密には放送が復活したという形となる。 |
注6 | かわせみ・やませみ1号では、到着した時の1回目(決まった時間関係なく、列車がホームに入線した直後に流れるもの)がバグ放送となっており、以降は通常通り号車案内と停車駅が放送される。そもそも、本来女声担当ののりばで、男声放送が流れること自体他所ではほとんど無い。また、女声・男声両方が流れるバグ放送は今回初めてのケースとなった。 |