Aタイプ |
豊肥本線の熊本側の駅で確認しているタイプ。放送は滝水駅まで確認していますが、隣の豊後荻から大分支社になる為、滝水駅までの可能性があります。但し滝水以降は調査していないので、定かではありません。放送はJACROS女声のみで、放送内容はJACROS詳細型の予告放送と似ています。のりば、種別は放送せず、時刻と行き先だけ放送されます。また、予告放送以外にも、行き先変更放送(運休放送)もあります。運転停車の列車が到着する場合は「この列車にはご乗車できません」と言うフレーズも確認しています。
予告放送(肥後大津行き)
次発放送(鳥栖行き)
予告放送(立野行き)
行き先変更放送(宮地行き→肥後大津までの運転)
|
Bタイプ(現在は消滅) |
Bタイプは、筑肥線と唐津線(唐津~小城間)に導入されていたタイプ。現在は、筑肥線、唐津線共に下記のCタイプとなったため、現在は消滅しています。放送内容はAタイプと似ていますが、時刻、行先に加えて、のりばと種別が放送されるので、Aタイプの改良版と言えます。また、予告放送以外にも通過列車がある場合、通過放送も流れます。ちなみに、福岡空港行きや筑前前原行きなど、筑肥線(地下鉄線)独自の行き先の放送が聞けるのも、この放送のみです。また、遅延放送があり、JACROSとほぼ同じ文面で放送され、私が収録した際は列車到着まで3回程度流れていました。確認してませんが、恐らく遅延放送や運休放送などもあるかもしれませんね。
予告放送(普通 福岡空港行き)
予告放送(普通 筑前前原行き)
予告放送(快速 西唐津行き)
予告放送(唐津線・佐賀行き)
予告放送(筑前前原止まり・簡易放送)
通過放送
※快速列車が通過する駅で聞けます。
遅延放送(福岡空港行き・2分遅れ)
遅延放送(福岡空港行き・5分遅れ)
|
Cタイプ |
Cタイプは2012年に登場した比較的新しい放送で、豊肥本線(大分~豊後竹田)と久大本線、日田彦山線、指宿枕崎線(2015年2月頃導入)、筑肥線、唐津線(2016年春頃導入)、香椎線(2017年2月頃導入)に導入されています。従来のA、Bタイプとは全く異なっており、声、放送内容も一新されています。放送内容は予告放送では無く、次発放送風になっており、停車時間が長い列車では、停車中放送も流れるのが特徴。折り返し列車の場合は折り返し放送があります。他には行先変更放送も確認しており、次発放送の後に続いて流れます。
なお、自動放送は合成音声となっている模様で、特急の場合は列車名と号数も放送されたり、臨時列車では普段運転されない行先(竹中行きや恵良行きなど)も放送される為、放送のバリエーションが豊富なのも特徴。また遅れや運休の際は、どこで何が理由で遅れているかまで放送されたり、保守工事に伴う運休案内、ICカードの利用エリアに関する放送など、合成音声の利点を活かしてJACROSよりも詳細な放送が可能となっています。その反面近年導入された割にはノイズは全く改善されておらず、音量が小さい駅だとノイズでかなり聞き取りにくい場合があるのが惜しいです。なおノイズはフェードインするようにして流れ出す駅があります。
指宿枕崎線の放送は、収録当時10分程度の遅れにより遅延放送を収録できました。放送は「○○駅で、○分遅れています」と、「○○駅を出発し、○分遅れて運転しています」の2パターンあります。遅れの放送は交換駅を基準にしているものと思われます。
|